PD充電とは?デメリットはある?バッテリーは劣化しない?

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PD充電

最近、PD充電に対応するモバイルバッテリーが増えてきていることもあり、「PD充電」という言葉を目にすることが多くなってきています。

PD充電が話題みたいだけど、実際にはどんなものなのか、そしてデメリットは本当にないのか?と気になってる方も多いかもしれませんね。

この記事では、PD充電の基本的な知識から、そのメリット・デメリット、そして適切な選び方までをわかりやすく説明します。

興味があるけれども迷っているあなたの疑問を解消できますので、ぜひチェックしてみてください。

PD充電とは?


PD充電は、私たちが使っているスマホやパソコンの充電を早くしてくれる技術のことを指します。

PDは「Power Delivery」の略で、USB Type-Cポート・ケーブルで急速充電することができる規格です。

普通の充電と何が違うのかと言うと、PD充電は大きな電力を安全に送ることができます。

これによって、充電時間が短縮されます。

例えば、長い時間かかっていた充電が、PD充電を使うと半分くらいの時間で済んでしまうこともあります。

それに、PD充電は「スマート」に動きます。

デバイスがどれくらいの電力を必要としているかを判断し、ちょうど良い量の電力を送ってくれるのです。

PD充電は比較的新しい技術ですが、どんどん増えてきている印象です。

先日会社から支給されたレンタルのノートパソコンが、ACアダプターが付属しておらず、代わりにPD充電器とPDケーブルが付属していました。

多くのデバイスがこの技術を採用しているため、これからもっと普及していくことでしょう。

PD充電のデメリットとは?

PD充電はとても便利な技術ですが、実はデメリットもいくつか存在します。

PD対応充電器とPD対応ケーブルが必要

まず、PD充電を利用するためには、専用の充電器やケーブルが必要です。

最初に揃えるときなど新しいものを買う必要があるのは、少し手間も費用もかさんでしまいがち。

スマホやモバイルバッテリーなどはPD対応の製品が増えてきていますが、充電器とケーブルはほとんどの方が持っていますよね。

なので、新たにPDに対応している充電器とケーブルを調べるところから始めないといけません。

現在、毎日PD充電のメリットにあやかっている私も、この調査はちょっとめんどうでした笑

ただ、楽天スーパーセールやAmazonのセールに向けておすすめを調べるのは楽しかったです。

PD対応機器かどうかの確認が必要

次に、PD充電は電力をたくさん送ることができますが、対応機器かチェックする必要になる場合もあります。

もし、対応していない機器に大きな電力を送ってしまうと、機器が壊れることも考えられるからです。

例えば、最近のワイヤレスイヤホンはUSB Type-Cで充電できるものが増えています。

私もやってしまいましたが、ジャックがあうからと、ついそのまま接続してしまいがちです。

しかし、ワイヤレスイヤホンの説明書を見ると、「充電する際は5V/1Aを超えないように」という注意書きがありました。

PD対応製品であれば、上限W数がわかるようなので安心ですが、イヤホンはPD対応ではないので、大きな電流で故障してしまう可能性もあります。

私のイヤホンは幸い故障せず無事でしたが、PD充電を採用する場合は、この点ご注意ください。

PD充電でデバイスが発熱することも

また、PD充電は速く充電できる反面、機器が熱くなることがあります。

熱は電子機器の敵ですので、続けて高速充電をするときなどは、機器の温度を気にかけてください。

発熱を検知して急速充電を停止するような安全装置が搭載されているデバイスもあるので、一概にデメリットとまで言えるかは微妙なところですが、注意は必要かなと思います。

このように、PD充電はまだ比較的新しい技術なので、使う際は注意が必要です。

しかし、正しく使えばとても便利なので、デメリットを理解して上手に利用しましょう。

PD充電のメリットは?


PD充電のデメリットを紹介しましたが、PD充電にはそれをおぎなってあまりあるメリットがあります。

PD充電の充電の速さ

まず最大の魅力は、急速充電の規格なので、なんといっても充電の速さです。

PD充電を使うと、普通の充電よりもずっと早く、スマホやパソコンのバッテリーを満タンにすることができます。

もともと充電器は5V,1Aで5Wでした。

それが2Aになり10Wのものも最近は増えています。

PD充電に対応していると、最大240Wになるので、最大24倍もの速さで充電することができます。

これは、出かける前や忙しいときに、急いで充電したいときにとても便利ですね。

ただ、大容量対応のアダプターはお値段がはります。

大きい方が便利ではありますが、私も購入した65W程度がおすすめかなと思います。

というのも、ノートパソコンは45W程度、スマホは20W程度までということが多いので、値段を考えても、最初はこのあたりが妥当なところかなということで65Wの充電器を購入しました。

現状、W数には不満なく利用しています。

PD充電は対応W数を自動で把握してくれる

次に、PD充電は「賢い」充電方法です。

接続された機器の電力の必要量をちゃんと見て、適切な電力を送ることができるからです。

このため、機器のバッテリーを守ることができます。

PD充電はUSBケーブルでパソコンも充電可能

さらに、PD充電は様々なデバイスに対応しています。

スマホだけでなく、パソコンも充電できます。

PD充電はUSB Type-Cなので、USB Type-C=PDと思われるかもしれませんが、必ずしもそうではありません。
USB Type-CケーブルでもPD充電対応でなければ、急速充電はできず、そのケーブルではパソコンは充電できないのでご注意ください。

私は在宅で仕事をしているので、仕事用のノートパソコン、プライベートのノートパソコンとスマホを充電することがあります。

それぞれのノートパソコンをACアダプターで充電してスマホもとなると。3口占有するうえに、アダプターも結構邪魔になってきます。

それが、1つの充電器で賄えるようになるのは便利ですよ。

特にACアダプターのあの直方体の部分は結構かさばるので、コンセント周りがごちゃごちゃしがちです。

それがなくなるので、コンセント周りがとてもすっきりするのも大きな魅力です。

もちろん外出する場合も、重いACアダプターを持ち歩く必要がなくなるのは助かります。

このように、PD充電にはデメリットに目をつぶれるほどに色々なメリットがあります。

PD充電でバッテリーが劣化するというのは本当?

PD充電の速さと便利さに魅力を感じる一方で、バッテリーが劣化するのではないかと心配している方もいるかと思います。

ここでは、その疑問にお答えします。

まず大切なのは、PD充電自体がバッテリーを劣化させるわけではありません。

PD充電は「賢く」電力を供給する技術なので、適切な量の電力をデバイスに送ることができます。

これにより、バッテリーに過度なストレスをかけずに、安全に充電することができます。

しかし、注意点として、急速充電によってデバイスが熱を持つことがあります。

電子機器は熱に弱いため、長時間の高温状態はバッテリーの劣化を早める原因となることも考えられます。

熱を感じた場合は、一旦充電を止めて、機器を冷やす時間を取ると良いでしょう。

大事なのは、PD充電器やケーブルを正しく使用し、定期的に機器の温度を確認することです。

正しい知識と注意点を守れば、PD充電を安心して利用することができます。

私のスマホも1年以上ずっとPD急速充電で充電していますが、特別バッテリーが劣化したようには感じません。

機種にもよりますが、一定以上の温度になると急速充電を停止するような安全装置もあるので、そのような場合はPD充電でバッテリーが劣化する可能性は低いと思います。

PD充電器・PD対応ケーブルの選び方


PD充電を使うためには、PD対応の充電器とケーブルが必要です。

でも、どれを選べばいいのか迷ってしまいますよね。

ここでは、その選び方のポイントを紹介します。

出力の大きさ

PD充電器には「18W」「30W」「40W」「65W」といった数字が書かれています。

これは、どれだけの電力を送ることができるかを示しています。

大きなデバイス、たとえばパソコンを充電する場合は、大きな数字のものが必要です。

私の所有するノートパソコンのACアダプターを見ると、45Wと記載されていたので、これくらいは必要かなと思います。

スマホの充電なら、18Wや30W程度で十分です。

大きい方が便利ではありますが、その分価格もあがるので、糸目をつけないなら別ですが、ある程度自分が必要そうな容量を見積もって、あとは価格と相談がよいかなと思います。

ポートの数

PD充電器には当然ポートが付いていますが、ポートの数も色々な種類があって悩ましいポイントです。

1ポートのものから、6ポートある充電器もあります。

こちらも同じように、どれくらい同時に充電できたらよさそうかという観点で決めるのがよいでしょう。

私の具体例としては、ノートパソコン2台の充電とスマホの充電をしたいと考えていました。

ただ3台を同時に充電する必要はなく、3台のうち2台をつけかえて充電できればよかったので、PD(Type-Cポート)は2つでよい。

他にサブのmicroUSBスマホも充電できたらなお良し。

ということで、USB Type-Aポートつきの3ポートにしました。

出力の大きさは、大きい方のノートパソコンが45Wより大きそうな感じだったので65Wにしました。

こちらのCIOのPD充電器がバッチリはまったのと、楽天スーパーセールで4600円程度になっていたのでこちらに決めました。

ケーブル

ケーブルは、65W充電器を購入することに決めたので、それに対応できるものを選びました。

ケーブルはあまりこだわらず、対応W数と価格で決めました。

楽天スーパーセール期間中だったので、買い回りのため1000円近くの商品で調べましたが、1000円近くで絞り込んでもそこそこの種類がありました。

2本購入しましたが、1本は「縄」のような柔軟に折り曲げしやすいタイプ、もう1本は丈夫な、ギターのシールド(ケーブル)のようなタイプにしました。

PD対応ケーブルで調べると間違えることはないと思いますが、PD対応ケーブルは、どちらのジャックもUSB Type-Cです。

片方がUSB Type-Aのジャックのものではないのでご注意ください。

PD充電器やケーブルを選ぶときのポイントは色々ありますが、基本的に、どのように利用するかを想像してから出力の大きさとポート数を決めるのがよいでしょう。

あとは、利用方法にマッチする充電器やケーブルの口コミ、低評価の口コミを見て問題なさそうなものを選びましょう。

PD充電とは?デメリットはある?バッテリーは劣化しない?まとめ

PD充電とは、USB Type-Cで急速充電できる規格です。

今まで5W、10Wで充電していたものが、20Wから最大240Wまでと大幅にパワーアップしています。

スマホの充電も急速にでき、ノートパソコンまで充電できるPD充電。

スマホは最近PD対応のものが多いのでよいとして、充電器やケーブルもPD対応のものをそろえる必要があります。

なので最初に調べたり揃えるために手間やお金がかかるのはデメリットではあります。

しかし、コンセント周りがごちゃごちゃからスッキリになり、ノートパソコンのACアダプターも物置にしまうことができたり、揃えるととても便利になり、私はPD充電環境を整えて満足しています。

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